犯行までの筒井の行動
筒井は女性の家の前で暴れ結局逮捕はできなかったので、
両親が自宅のある三重県に筒井を連れて帰りました。
12月9日、ちょうど習志野署が三女からの被害届を受理した日でした。
三重県桑名市の筒井の実家で深刻な事態が起きました。
ストーカー行為を父親からとがめられた筒井が、
父親を殴って家を飛び出してしまったのです。
その後桑名署の警察官が駆けつけましたが、筒井の行方は分かりませんでした。
もう両親は筒井がなにかをやらかすんじゃないかと不安だったに違いないと思います。
すぐに習志野署にそのことを伝え、習志野署は女性と父親が千葉県周辺の筒井の知らない場所にいることを確かめました。
女性の安全は確認はしましたが、女性の実家のある長崎県警や西海署に筒井が行方不明になったことは伝えませんでした。
それもあり長崎県警は特別な対応は取らずにしていました。
これは重大なミスでしょう!!
そこまで執拗にストーカー行為をしてきた筒井ならば、すぐにまた女性や女性の家族を狙うというのは想像できたと思います。
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12月15日
実はこの日、習志野署は西海署に被害届を受理したことを報告する電話をしていました。
この時筒井が行方不明のことは伝えなかったそうです。
なぜ伝えなかったのでしょうか?
もし伝えていたのなら、なんらかの対処はできていたはず・・・。
このころすでに筒井は九州に向かっていたと思われます。
12月16日
筒井は刃物を持って実家へ侵入し、帰宅した三女の母と祖母を殺害しました。
警察は筒井が女性の実家へ向かうことは推測できなかったのでしょうか。
筒井はその後の調べに対して
「女性が長崎にいると思い会いに来た」
と供述していたそうです。
会いに来たという表現もちょっと違和感のある表現な気がしますね。
普通に考えれば女性の実家に行くだろうと考えつくとは思いますが、
警察は全く予測できなかったのでしょうか。
警察のちょっとした判断・連携ミスがこの事件に深く関係があるということは言うまでもありませんね。
逮捕後の裁判や判決
第一審の判決は
死刑判決
「遺族の処罰感情は厳しい。公判では不合理な弁解に終始し、改善の情はまったく見いだせない。全く落ち度のない2人の命を理不尽に奪った責任は重い。犯行は冷酷、残虐で更生の可能性も低い。死刑を科すほかない」と理由が述べられました。
判決を聴いた筒井被告は血の気を引いたような顔をしていたが、弁護士の方を向いて笑みを浮かべながら法廷を後にし、即日控訴しました。
第二審の判決は
同じく死刑判決
その後筒井被告は
「僕は犯人じゃない。自分は誰かにはめられているとしか思えない」
と無罪を主張しましたが
最高裁で上告棄却され死刑が確定
裁判員裁判では初めて死刑判決が確定されました。
逮捕された直後は犯行を認めていたにもかかわらず、裁判ではやっていないと言ったり、本当にどうしようもないですね。
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本当に残虐で自分のことしか考えてなく、死刑は妥当だと思います。
まとめ
こんな残虐な事件があったことは私は今でも覚えています。
ストーカーってしている側はそこまで深く考えていないかもしれないですが、
ストーカーされている方は気が気じゃないほどの恐怖だと思います。
今回の『世界仰天ニュース』では再現VTRもあると思いますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
世の中からこのような残虐な事件が無くなれば良いと深く思いました。
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