2022年2月7日(月) よる11時25分から放送の『激レアさんを連れてきた。』は
以下の放送内容です。
《放送内容》
★激レアさん1★
橋本環奈さんと同じ数の11社のCMに全てオーディションを勝ち抜いて出てる人
★激レアさん2★
あの世界的な○○○○さんに激ハマりされた大学生
★激レアさん3★
毎日荒川の河川敷に行ってハンマーで金属を叩き趣味でシンバルを作っていたら、世界的評価を受けた人
激レアさん3の「毎日荒川の河川敷に行ってハンマーで金属を叩き趣味でシンバルを作っていたら、世界的評価を受けた人]の正体は
完全手作業のシンバル職人の山本学さんでした。
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山本学さんの経歴
栃木県高根沢町出身で、高校時代にはオーケストラ部でシンバルを担当
でも高校2年生の時にシンバルの音色に満足できずに悩んでいたところ、
創作打楽器のプロ奏者の佐藤打楽器研究所(故・佐藤英彦:創作打楽器アーティスト、SATO MALLET)に弟子入りすることになったそうです。
高校2年で弟子入りするって普通に考えてすごいですよね。
そこで、手作りのため1つ1つの音色が違うことに感動し、世界にただ1つの音があることを知ったそうです。
そして
激レアさんのタイトルにもあるように
大学卒業後、中学校の音楽科講師をしながら荒川の河川敷で
ハンマーを振るいシンバルを作成開始
27歳のときに10年以上の音楽研究の末、「山本シンバル」としてシンバル製作を始めたそうです。
栃木県にレイジング(シンバルを削る旋盤)の工場を設け、100枚以上のビンテージシンバルを研究し、120以上のシンバルを製作・調律。
29歳のときにトルコへ出向き、伝統的シンバル工房とパートナーになりシンバル作りに必要なB20素材を入手し新たな段階に入り
ARTCYMBAL設立。
山本さんの作成したシンバルの価格は?
一般的なシンバルの価格って普通の人は知らないですよね。
調べてみると数千円~8万円前後でした。
山本学さんの設立した ARTCYMBALではオンラインショップがあり、
拝見すると7万円~20万円前後でした!
普通のシンバルは必ずどこかの工程で機械の手が入るそうですが、山本さんのシンバルは完全手作業なので、この価格差はしょうがないと感じます!
またカップと呼ばれる中央部の盛り上がり部分の打ち出しが難しいそうで、3枚に1枚は割れてしまうそうです!
上図のBELLというところがカップと呼ばれる部分です。
シンバル中央の膨らんだ部分でここのサイズが大きいとボリュームが上がり、倍音の出方も豊かになるそう。
シンバルが自分で持っているアンプと考えても良いらしいです。
シンバルを自分で作ろうと思ったことがすごいですね。弾くだけでなく自分が求める音を追求したかったんでしょうね。
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山本さん作のシンバルの音色
シンバルって2枚合わせてガシャーンみたいな感じを想像していたのですが、ドラムのシンバルっぽい部分もシンバルなんですね!!
音楽に疎いので、まずはそこでちょっと戸惑いました。
小学生の時、音楽室でシンバルを叩く?(2枚合わせて叩くこと)のが楽しかった思い出があります。
同じ形のシンバルを2枚対向させて打ち合わせるなどして演奏する場合のものをクラッシュ・シンバル
1枚のシンバルを吊すかスタンドに固定してスネアドラムのバチなどで叩く場合のものをサスペンデッド・シンバルと呼んで区別するそうです。
山本学さんの工房の場所は?
ARTCYMBALのHPをみても所在地は書いてありませんでした。
山本学さんのTwitterに新聞の取材の記事がありそこには地元に工房を開いたとあったので
地元の栃木県に工房を構えたのではないでしょうか。
朝日新聞の2面(全国版)に取り上げていただきました!🙌🙇♂️25日(月)朝刊です pic.twitter.com/STewk9HW6a
— 山本学シンバル職人2/7(月)激レアさん出演予定ARTCYMBAL個人制作者マナブ (@artcymbal) October 25, 2021
今後の活躍も期待したいですね。
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