車輪が出ない!日本航空事故の結末は?東亜国内航空機羽田空港胴体着陸事故での塚原利夫機長の転機や原因は?由美かおるも乗客だった!【ザ裏ワイドショー】

片輪着陸した結末はいかに!?

急降下や急上昇を繰り返して車輪を出そうと試みるものの、最後まで車輪は出ることはありませんでした。

 

そして燃料も消費し、着陸の時がやってきました。

機長は乗客を不安にさせないために、

「ジェットコースターを1、2分楽しんでください」

と伝えました。

着陸態勢に入り前輪と右後輪だけで上手く着陸したようにも見えたのですが、

停止する直前で機体は左に傾き胴体を擦りながら右に150度回転しながら滑走路を外れて着陸しました。

 

その着陸の一部始終をとらえた動画です↓




左後輪がないのがわかりますね。

結果胴体着陸となってしまったのですが、これにも狙いがあったようで、

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前方に排水溝があり、そこに前輪がはまってしまうと機体ごとひっくりかえってしまう可能性があったために、わざとこのような着陸をしたそうです。

機転の利く機長、さすがです!!

 

そして乗員・乗客全員が無傷で機体から出てくることができました

誰一人けがをせずに無事だったことが本当によかったです。

バランスをとるのはすごく難しかったでしょうが、これで全員無事なんて奇跡としかいいようがないですね!!

機長は塚原利夫さん

当時の素晴らしい機長は塚原利夫さんという方でした。

塚原さんは本当はこのフライトに乗る予定はなかったそうなのですが、ピンチヒッターでこのフライトの機長を務めたそうです。

まさかピンチヒッターでこんな事故が起こるなんて思いもしなかったことでしょう・・・。

 

塚原さんは国内最年少機長となったまだ経験5年目の機長で、当時まだ29~30歳という若さで機長を務めていました。

塚原さんは左後輪が出ないことを乗客に伝えパニックになっている乗客1人1人に説明し、気持ちを落ち着かせていたんだそうです。

もちろん胴体着陸する可能性があるなんて知ったら乗客は気が気じゃありませんよね。

自分がもし乗っていたとしたらかなりパニックになっていると思います。

 

状況説明などをしても不安を取り切れなかった機内。

塚原さんは驚きの行動に出るのです。

なんと乗客に操縦士は落ち着いて操縦しているということろを見て安心してもらおうと考えたのです。

普段は決して入ることのできないコックピットに招き入れたのです。

そういう機会なんてまずないことなので、記念撮影を行う乗客もいたそうです。

この作戦がよかったようで、機内は落ち着きを取り戻し、若い機長に不安を覚えていた乗客も塚原さんのことを信頼するようになりました。

 

そして着陸の際にも機転を利かし、見事着陸成功。

きっと機長である塚原さんが1番パニックになりそうなのに、そこを冷静に考え行動し、全員を無事に返すことができたというのがすごいです。

着陸後にコックピットから塚原さんが出てくると乗客から拍手が送られたんだそうです。

 

もしかしたら誰かがけがをしていてもおかしくないような事故なのに・・・。

見事としか言いようがありませんね。

事故の原因については次のページで!!

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