10月31日(月) 19:56~ 放送の『世界まる見え!』では
【○○なのに××SP落書きなのに数億円!世界の意外な現象に指原ア然】
が放送されます。
指原ア然と名指しされていますが、どれくらいア然とすることがあったのでしょうか。
今回注目したのは
【航空機事故の真相】
1989年9月3日、ブラジルがサッカーワールドカップ「ブラジルvsチリ戦」に大熱狂する頃、北部にあるマラバの空港から乗員乗客54人を乗せ、航空機が飛び立ちました。
フライトは順調で機長から管制塔に目的地近くまできていることが告げられます。
しかし離陸から3時間後の機体は1100キロ以上も離れたジャングルにあったのです。
その時、上空では一体何が起きていたのでしょうか?
飛行機事故の真相を究明します。
今回のこの航空機事故はヴァリグ・ブラジル航空254便墜落事故
この事故の概要は
事故が起きたのは1989年9月3日
254便(ボーイング747-241)は
乗客48名、乗員6名を乗せてマラバ空港を出発し北北東のベレン空港に向かっていました。
この日はサッカーワールドカップ南米予選チリVSブラジルが行われるとあって、国民はこの試合にくぎ付けになっていました。
クルーはINSと呼ばれる慣性航法装置に方角を設定し、そのまま雲の上を飛び続けました。
INSとは
搭載しているセンサで自らの位置や速度を算出する装置 悪天候や電波妨害の影響を受けないという長所を持つが、長い距離を移動すると誤差が累積されて大きくなるという特徴があるので、GPSや距離測定装置、超短波全方向式無線標識などによる補正を加えて使用することが多い。ドップラー・レーダー航法装置、無指向性無線標識、天測航法などを補助的に使用することもある。
その後コンピュータがベレン空港に近付いたことを知らせました。
そしてクルーはベレン空港の管制に着陸許可を求めたが、返事がなかった。
そこで長距離無線を使用し通信を行い、通信に成功した。
しかし着陸のための地上の無線標識施設の信号を受信できなかった。
そこでコンピュータから到着時間を予測すると25分後であったので、クルーは降下許可を得て、高度を下げた。
しかし降りても見慣れたベレンの町並みはなく、ジャングルと川しかなかった。
スポンサーリンク
クルーは川の下流にベレンの町があると思い、川に沿って進んだが、実は上流に向かっていた。
ワールドカップのラジオ放送の電波を拾い、追跡しようとしたが、駄目だった。
結局誰もどこにいるかわからず、燃料切れとなってしまった。
機体はジャングルへの不時着を余儀なくされた。
着陸時に機体は分解しなかったが、不時着の場所が森であったため、
乗客48名のうち13名が衝突により死亡した。
機長は奇跡的に無傷であったが、副操縦士は重傷を負った。
燃料切れのため火災は発生しなかった。
生存者のうち軽いけがの乗員乗客たちが近くを散策して牧場から救援要請の通報を行い、事故発生の2日後に軍によって救助された。
自分たちがどこにいるのか分からないときの恐怖は計り知れないものがありますね。
さらにジャングルなので着陸できるような場所もなかったのではないでしょうか。
真相は次のページで!!
コメントを残す