瀬戸内シージャック事件の結末は?警察の犯人射殺で事件解決
翌日の5月12日、船長は犯人が仲間2人を広島港に連れてくるよう要求していることを警察に伝えます。
広島港についても仲間の姿が見えない犯人は腹を立て、ライフル銃で威嚇発砲を繰り返します。
警官は船を下りるように犯人を説得するものの、犯人は応じることはありませんでした。
説得の余地なし、そしてすでに広島港では数人のけが人が出ていたので、このままでは人質や住民に死者がでてもおかしくない状態。
これ以上の被害拡大をさせないためにも、
警官は「急所は避けて」発砲を許可しました。
一発の銃弾が犯人の胸を貫き、犯人はその場に倒れこみました。
「死んでたまるか、もういっぺん」
犯人が呟いた一言を船長は聞いていました。
銃弾は左胸を貫通していたため、犯人は病院に搬送されたものの死亡が確認されました。
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結局犯人による銃乱射での死者は出ませんでしたが、犯人を射殺という結末により事件は解決されました・・・。
そして、この事件はマスコミ各社が生中継で放送していたこともあり、動画も残っていました。
気になる方は検索してみてください。
かなりリアルな映像で、緊迫感が伝わってきました。
瀬戸内シージャック事件のその後
犯人以外の死者を出すことなく解決したこの事件ですが、犯人は射殺という形で人生の幕を閉じました。
この事件テレビで生中継されていたので当然射殺もテレビで中継されていました。
すると、「これは裁判抜きの公開処刑だ」という警察を批判する声もあがったそうです。
事件後、一部の弁護士たちが狙撃手を殺人罪で告発したそうですが、広島地検は
「警職法による正当行為」として不起訴とし、無罪が確定されました。
しかし、その射撃手は裁判の判決が下るまでは精神を病むほど辛い生活を強いられたそうです。
もちろん射殺するつもりはなかっと思うのですが、犯人を射殺。
正当行為とはいえ人を殺してしまったことには違いないので相当苦しんだことでしょう・・・。
犯人の父親が
「親として、死んでくれてせめてもの償いができた。警察に抗議するつもりはない」
と言ったことで批判が少なくなっていったことがせめてもの救いでしょうか・・・。
まとめ
もちろん過去にこういう事件があったことにもすごく驚きなのですが、この事件が生放送で中継され、射殺された動画がいま残っているということに驚きです。
この事件は日本の人質事件として戦後初の犯人狙撃によって人質を救出した事件となったそうです。
今回の「トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン」放送を楽しみにしたいと思います。
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別の番組では射殺シーンが流れていましたが、先日のトリハダは流れていませんでしたね。
犯人の行動がよくわからない事件ですが、衝撃的な結末でしたねー。
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コメントありがとうございます!
あの射殺は結構生々しいものだったので、放送はできなかったのかもしれないですね。
ただ単に逮捕されたくなかっただけなのか…
本当によくわからない事件ですが、かなりの衝撃的事件でしたね!