犯人川藤展久「ぷりんす号」を乗っ取る
川藤は銃砲店奪った銃を乱射しながら広島港に停泊していた旅客船「ぷりんす号」に乗り込みました。
ぷりんす号を乗っ取った川藤は、
「どこでもいいから大きな街に行け!」
と船長を脅迫し、乗員乗客46名を人質に取りぷりんす号は出航しました。
事件を受けて広島県警は警官1000人以上を動員し、瀬戸内海の各港に配備させました。
また警備艇、巡視船、ヘリコプターなどがぷりんす号を追跡開始。
川藤は傍若無人なふるまいを続け接近する船に発砲を繰り返し、重傷を負わせるなどのケガもさせていました。
気が動転してもおかしくないし、いつ川藤が持っている銃を向けられるのかわからないという状態の中で船を動かしていた船長。
乗員乗客を不安にさせないように、犯人を興奮させないように普段通りの平然を装っていたそうです。
そして「なんでこんなことをしたんじゃ」
と問うと、
「窃盗や強盗、それに殺人未遂。俺は生きていても、仕方ない人間じゃ」
と答えたそうです。
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船長は松山港で乗員乗客を全員解放し、自分だけが人質になると犯人に進言していたのす。
しかし、松山港に到着目前船は突然停止。
なんとラジオで
【松山港に警察が駆けつけ、厳戒態勢がしかれている事】
が流れてしまったのです。
警察の作戦がばれてしまえば、犯人は松山港に行くことはしないですよね。
情報規制が今よりも厳しくなく、マスコミ各社がスクープ合戦を繰り広げこのような結果になってしまい、船長が考えた作戦は失敗に終わります。
それと同時に、さらに乗員乗客を命の危機にさらすこととなってしまい、絶体絶命・・。
船長は燃料を確保するためにどうしても松山港に入港しなければならないと犯人に伝えます。
燃料がなかったら船は動けなくなるので犯人も仕方なくそれを了承するしかないですよね。
犯人は船長を交渉役にし、人質の解放を条件に燃料を満載した船を要求したのですが、警察はこれを拒否。
ぷりんす号に燃料を給油することを条件に人質は解放されました。
乗客は全員解放されたのもも、乗員7名は人質として船に残ったまま。
給油時に係員に変装した警察官2人を船に乗せ、隙を見て犯人を取り押さえる計画を立てていたのですが、犯人は警戒心が強いことからこれを断念。
しかし、その後ラジオで給油時に犯人を逮捕しようとしていたことがばれ、犯人は激高しライフルを乱射しました。
その後、犯人の父親と姉が説得しにやってきたのですが、説得に応じることなくライフル銃を乱射し、警官がケガを負ってしまいました。
そして犯人は2人の仲間を連れて来いと要求し、事件は結末を迎えます。
続きは次のページで!!
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別の番組では射殺シーンが流れていましたが、先日のトリハダは流れていませんでしたね。
犯人の行動がよくわからない事件ですが、衝撃的な結末でしたねー。
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コメントありがとうございます!
あの射殺は結構生々しいものだったので、放送はできなかったのかもしれないですね。
ただ単に逮捕されたくなかっただけなのか…
本当によくわからない事件ですが、かなりの衝撃的事件でしたね!