犯人は18歳の少年片桐操。どういった人物だったのか?
この少年ライフル魔事件の犯人は18歳の少年。
片桐操という名前で無職でした。
18歳というと未成年なので少年法により実名報道されないのがマスコミのルールのようですが、あまりにも凶悪な事件だったことからマスコミは実名報道したようです。
片桐は1947年に東京世田谷区に4人兄弟の末っ子として生まれました。
小学生の時から銃や兵器に興味があり、父親は片桐に対して4500円ものおもちゃの銃を買い与えたこともありました。
片桐の父親も戦時中は陸軍上等兵であり、息子の銃の趣味に無理解ではなかったようで、
「10万円くらいの銃ならいつでも買ってやる。しかし、間違っても銃で人を殺すな。そんなことがあったら殺すよりまず自分が死ね」
と言っていたそうです。
小学校4年の時に母親が亡くなってしまったのですが、その1年後に父親は再婚しました。
片桐は新しいお母さんとの仲もうまくいっていたようです。
もし継母との仲がうまくいっていないなら、それが理由でこういう事件を起こしたというのも1つの理由になる気がしますが・・・。
片桐は中学卒業後家族には進学を進められたそうですが、お金がかかるという理由で進学はしなかったそうです。
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そして自衛隊になろうと試験を受けたものの、結果は不合格だったようです。
その後は職に就き仕事をしていたようです。
18歳になったとき、中学卒業祝いに姉から姉名義でもらったライフル銃を自分の名義に変更し、銃撃戦が行われた「ロイヤル銃砲火薬店」で自分の給料で新たにライフル銃を購入します。
銃の扱いは病的なほど丁寧で、4、5時間かけて油雑巾で磨いて手入れし、「指紋がつく」ということで家族の誰にも触れさせなかったそうです。
よっぽど銃が好きだということが分かりますが、これほどだと怖いですね・・・。
特に学校でも問題児だったり、家庭でも問題があったわけではないけれど、なにか心の中に闇を抱えていたんでしょうか。
それとも単純に銃を乱射してみたいという気持ちだけだったのか・・・。
裁判の結果については次のページで!!
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