保険金目的のための殺人事件!真相や被害者、保険金はいくら?
(左上から時計回りに吉田、石井、池上、堤)
最初の殺人事件実行は1998年1月23日。
被害者は池上の夫でした。
「池上の夫は池上と子供を殺害しようと計画している」
と吉田は思いこませていたのです。
普通だったらそんな計画を立てているなんて疑わしく感じるでしょうが、池上はそれ以前にも夫の女性関係のトラブルを吉田(先生)に解決してもらっていたことがあったので、夫が自らと子供達を殺そうとしていると思い込んでしまったようです。
この女性トラブルというのもきっと吉田がでっちあげたウソでしょうね。
そして4人は被害者である池上の夫の食事に睡眠薬とカリウム製剤を盛って殺そうと考え、計画を実行したのですが特に体調に変化は現れなかったそうです。
次は1月21日にカリウム製剤を注射し、殺害する計画を立てたのですが、途中で被害者が目を覚ましてしまい、計画は失敗に終わります。
それでもあきらめることなく、翌々日の1月23日再度計画を実行し、妻の盛った睡眠薬と酒により眠っていた被害者に、4人はカリウム製剤と空気(静脈)注射し被害者は死亡しました。
一般人だったらカリウム製剤や空気注射で人が死に至るなんて考えもしないでしょうが、4人は医療知識のある看護師なので、このような殺人事件を計画することができたのでしょう。
そして妻である池上に3450万円という多額の保険金が支払われたのですが、ほとんどが吉田の手に渡ってしまいました。
スポンサーリンク
池上には子供がいたのですが、子供は施設に預け、池上は吉田の元で生活することになりました。
殺人事件を起こし、多額の保険金を得ることができた吉田は味をしめて行動はエスカレートしていきます。
そして再び、殺人事件を起こす計画を立てます。
次の殺人事件実行は1999年3月27日。
被害者は石井の夫でした。
吉田は石井の夫が金銭トラブルを抱えているというウソをでっちあげ、信じさせ、解決するには保険金しかないと思いこませました。
改めて洗脳って怖いですね・・・。
そして次の殺人はカリウ製剤は使わず、急性アルコール中毒を装った殺人でした。
被害者は妻に盛られた睡眠薬と酒で眠らされ、チューブを使って胃に直接酒を流し込まれました。
しかし、なかなか死に至らない被害者。
思うように計画が進まず腹を立てた吉田は空気(静脈)注射を指示しました。
被害者は容態が急変し、救急車で病院に運ばれるものの、病院で亡くなりました。
被害者の死亡で3300万円と、被害者の退職金が妻に支払われたのですが、またしてもこの保険金を受け取ったのは主犯である吉田。
どれだけずるい人なんでしょうか。。。
外傷がないので、殺人事件としては扱われなかったんでしょうか?
みんな看護師で医療知識があったので、殺人事件とは思わせずにうまく実行していたんでしょうね。
そして多額の保険金を得た吉田は高級マンションの最上階にプライベートルームを所有し、3人それぞれに下の部屋を購入させ、3人を奴隷のように扱っていました。
3人はどういう気持ちで生活していたんでしょうか・・・。
吉田という女性は卑劣で最低な女性だったんですね。
犯人逮捕や判決については次のページで!!
コメントを残す