なぜ麻酔銃は使えないのか?
射殺できないなら麻酔銃を使えばと素人目には思ってしまいますが、
難しいようです!!
以下のような理由
①法律が厳しい
麻酔銃は「銃砲刀剣類所持等取締法」の規制対象で、銃砲所持許可が必要。
麻酔銃で使用される「ケタミン」は、麻薬及び向精神薬取締法に基づく規則により『麻薬』に指定されている。
②経験者は限られる
野生動物を麻酔銃で捕獲した経験のある獣医師は、日本国内でわずかしかいない。
麻酔銃を撃てる人材もそう多くはないし、地域によってはすぐに使える麻酔銃がその場にないということも・・・
③値段が高い
麻酔銃用の弾丸と麻酔薬は高く、一発3000円程度(猟銃の弾は100円くらい)
④撃つのも一苦労
麻酔銃の射程は15m~40m:実際は風向きや地形によって、射程がもっと短くなることもある
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⑤効果は鈍い
麻酔銃の弾が当たったら、動物はすぐにバッタリ倒れると思っている人が多いのですが、麻酔薬は効くまで時には10分以上もかかります。
(当たり所によっては全く効果がないことも。)
⑥生け捕りのつもりが死亡するケースも
捕獲の際に与える恐怖やストレス、激しい運動が原因で、「捕獲筋疾患」を引き起こし、死亡することがある。
麻酔薬はその対象となる動物の体重などを把握した上で薬剤量を慎重に決めなければ、足りない、あるいは過剰投与で害(死亡する場合もある)を与えかねません
麻酔銃を撃って効かなかったら、襲われるのは打った本人ですよね。
そりゃ難しい・・・
まとめ
神野寺トラ騒動は国内にかなりの衝撃を与えた。
それにより様々な条例が制定された。
トラはかわいそうでしたが、住民に被害が出なくてよかったですね。
出ていたら・・・ぞっとしますね。
気になる方は番組も是非チェックしてもいてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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