ウガンダでサバンナ(ベルベット)モンキーに育てられた少年ジョン(John)!現在は?

2018年9月28日(金)  18時55分~

超かわいい映像連発!どうぶつピース!!動物に育てられた人間!種族を超えた絆』が放送されます。

内容は

動物に育てられた人間のその後!種族を超えた絆 2時間SP

▽ウガンダでサバンナモンキーに育てられた少年。サバンナモンキーたちと過ごしたジャングルでの生活とは…。

▽スペインでオオカミに12年間育てられた少年。その後の壮絶人生。

▽コロンビアでシロガオオマキザルに育てられた少女。一体どうやって人間を育てたのか?鳴き声でサルと会話も可能…!?

ウガンダでサバンナモンキーに育てられた少年

ウガンダの小さな村の小さな家に両親と4歳のジョンは住んでいました。

父は子供が好きでなく、不満をいつも家族に向け、家族を殴り続けていました。

そんなある日・・・

母親がヘビにかまれ亡くなりました。

父親の怒りは4歳のジョンに集中し、とうとうジョンは家を飛び出し、
近くの森に逃げ込んでしまいました。

というのも、その頃ではウガンダは戦争が終結したばかりでした。

村民たちは戦争当時、危険が迫るとすべてを投げ出し森へ逃げ込んでいたそうです。

ジョンも母親にそう教えられ、森は安全な場所と思いこんでいたのでしょうね。

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ジョンは家から逃げ出して3年もの間ずっと森に1人で住んでいました。

たった4歳の子が3年も1人で住んでいられるでしょうか?

森でおびえていたそんなジョンに愛の手を差し伸べてくれたのは

なんと!!!ベルベットモンキーの群れでした。

ベルベットモンキー達は

仲間の1匹が弱者だと認めた者を助ける習性があるそうです。

ジョンを『弱者』と認めたサルは、そのグループ全員だったのでしょう。

サルたちは上から木の実などを落としてくれたり、面倒を見てくれたりしました。

ベルベットモンキーたちの会話は手でするそうです。

つまりは、ジェスチャーで会話をします。

そういう面があってジョンも彼らと一緒に過ごして行けたのでしょう。

そんなジョンを見つけたのは、農作業をしていた主婦でした。

その時のジョンは衰弱しきっていたそうです。

彼女はそんな彼を見て

思わず 「モンスター!」と叫んでしまったそうです。

その理由は、

痩せた体に全身から顔まで毛で覆われていて、目は鋭く、威嚇や声・行動はサルと同じ歩き方はチンパンジーの様で地面に着く手は 握った「グー」の手、言葉は喋れない状態でした。

彼女は夫と保護して家に連れて帰り介護し、全身の毛を剃刀でそり

水を与えてみたけど飲みませんでした。

食事も与えてみましたが、調理した物は拒むのでバナナにしました。

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その様な世にも珍しい人間を保護したと、瞬く間に村中に知れ渡り、村中の人達が見に来ました。

その中に、以前にジョンと同じ村に住んでいた人がいて、その少年がジョンと解り、父親を連れてきました。

3年ぶりに対面しましたが、

唖然とジョンを見る父親・・・

しかし父親は、変わり果てた子を置き去りにして村に帰っていきました・・・

そしてなんと村人たちはジョンを殺せと騒いだのです・・・

村に帰った父親はジョンがああなったのは自分のせいだと、自分の命を絶ったそうです。

戦争が終結したばかりのウガンダには孤児を引き取る学校がいくつかあり、ジョンもある学校に引き取られました。

ジョンはいつもサルの様にしゃがんでいて、人と目を合わせる事は無かったそうです。

サルの世界は目を合わせるのは敵意を表します。

講師達は心を癒やす専門家達でしたが、野性児に出会った事は無く、ジョンを恐れる講師もいました。

特にお風呂は戦場でした。

異常に水を嫌い、大人3人がかりでも大変でした。

うまく2足歩行もできず、寝るのも横にならずしゃがんだままなので背中に毛布をかけてあげていました。

夜行性にもなっていました。

講師達により、やっとで歩き方を思い出してきましたが、

時々ジョンは逃亡し、森に逃げ込みました。

森を知りつくしていたジョンにとって

森は1番の安らぎの場所だったのです。

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でも、これではいけないと、森から190キロ離れた学校に移されました。

そこで “デイジー” と言う女性と知り合いました。

デイジーはありったけの愛情をジョンに注ぎ込みました。

周囲ではジョンの復帰は無理と全ての人が言うけれども、デイジーだけは信じていました。

『必ず戻る!』

と周囲に言い続けていたそうです。

『彼は好奇心を持ってそれが愛おしい』

いつも自分の手元に置き声をかけ続け、3年間ずっとずっと愛情を注ぎ続けました。

そして、とうとうジョンが言葉を発しました。

最初にジョンが話した言葉が

デイジーおばさん

彼女の喜びはどの様なものだったのでしょうか!!

彼女は今でも

『ジョンは私の誇りよ』と言っています。

人間は長い間会話をしないと言葉を忘れるそうです。

ジョンの場合は4歳まで人間の会話をしていたので、思い出す事が出来たのでしょうね。

 

サルに育てられた少年ジョンの現在は?

ある男性に引き取られてミュージッシャンとして生活しています。

けれども、

自分の物への執着心

食事の早さ

視線を合わす事は出来ません

そして未だに

会話には沢山のジェスチャーを使います。

自分が森にさまよっていた時に、大人のサルが木から下りてきて

いつもそばで守ってくれていた事を良く覚えているのだそうです。

見つかった時、「殺せ 」と叫んでいた村人たちとは違い、

人間より愛情深いサルたちのとの生活は彼の心にしっかりと残っていました。

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彼は現在 愛情あふれる人間となり、幸せに暮らしているそうです。

ジョンの現在の夢は、あの森がある自分が生まれた村に帰り自分の農場を持つ事だそうです。

 

まとめ

サルに育てられたジョンのお話でした。

父親も自ら命を絶つくらいなら最初から愛情を注いでほしいですね。

番組では最新のジョンの現在についても触れられるかもしれませんので、要チェックですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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