11月7日(月) 19:00~ 放送の『世界まる見え!』では
【ウソかマコトか2時間SP ウソみたいな不思議映像】
が放送されます。
☆失われたダ・ヴィンチの謎
☆トライアスロンに挑戦する親子
☆野生動物との再会
☆オーストラリア空港税関
☆巨大サハラの黒い骨
が今回放送されます。
そこで今回は【巨大サハラの黒い骨】に着目しました。
広大なサハラ砂漠にて2000年、アメリカの恐竜化石発掘チームがとんでもないモノを発見しました。それは恐竜の骨ではなく、幾千もの人骨で広い範囲に渡り散らばっていたのです。しかも骨には白い骨と黒い骨の2種類が存在していたのです。これらの人骨の正体と秘密に迫ります。そこにはウソかマコトか?の世界を揺るがす驚きの新事実が隠されていたそうです!
サハラ砂漠で人骨が発見?!
米国人研究者が率いる考古学者チームは2008年8月14日、
ニジェールのサハラ砂漠で恐竜の化石を探索中、
石器時代の発見で過去最大級と思われるヒトや動物の遺骸(いがい)の埋葬地を偶然発見したそうです。
たまたま人骨を発見した時は驚いたんのではないでしょうか?!
発見したのはシカゴ大学の古生物学者ポール・セレノ氏率いる研究チームで、米「ナショナルジオグラフィック」誌9月号で発表されました。
「Gobero(ゴベロ)」と名付けられたこの遺跡は、遊牧民トゥアレグの言葉で「砂漠の中の砂漠」を意味する「テネレ(Tenere)」と呼ばれるサハラ砂漠の一帯にあります。
この埋葬地からは、完全にそろったままの希少な人骨のほか、約1万年前の魚やワニの骨も見つかりました。
このことから約8000年前から1万年前までは周辺は湿地帯だったと考えられているそうです。
化石が見つかると様々なことが分かるんですね!!
2種の人種が存在
この遺跡には、1000年以上を隔てて2つの異なる人種が存在していた痕跡が残されていたそうです。
セレノ氏が最近発表した研究結果によると、ゴベロと呼ばれるこの地域は、
キフィアン文明(紀元前7700~6200年)とテネリアン文明(紀元前5200~2500年)の居住地と墓が保存された貴重な場所だそうです。
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緑豊かなサハラが乾燥して世界最大の砂漠となった完新世時代に、人々がどのように生活し、
死者をどのように埋葬していたのかを解明する上で新たな扉が開かれました。
セレノ氏のチームによると、約1万2000年前に地球の軌道の傾きやそのほかの環境的要因が重なって、サハラに強烈なモンスーンが吹き荒れた。
その結果、砂漠が緑化し、居住地を求めて人間が移動してきたといいます。
湿潤な時期に狩猟採集民のキフィアン人がこの地域を占有していたことは既に分かっていました。
紀元前6200~5200年頃には、その時代で最も激しい気候変動が起きて土地が乾燥し、居住民は移動を余儀なくされました。
間もなくして2番目のグループのテネリアン人がこの地に到着しました。
研究チームの1人、アリゾナ州立大学(Arizona State University)の生物考古学者Chris Stojanowski氏が、
骨や歯について放射性炭素年代測定を行った結果、2つの人種は1000年差で同じ湖畔に住んでいたことも明らかとなりました。
Stojanowski氏は「一目見ただけでは、生物学的に異なる2つの人種が、同じ場所に遺体を埋めたとは想像しにくい」と語りました。
『最大の謎は、1つの墓もかち合うことなく、このようなことがどうして成しえたかだ」といういいます。』
テネリアン人はどうやってキフィアン人の遺体を傷つけずに隣りに新しい墓を掘ることができたのかということですが...
真相は謎のままです。
1つの遺跡が見つかっただけで昔のことがたくさん明らかになることはすごいです。
人類の歴史がまた明らかになりましたね。
続きは次のページで!
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