アルコールで脳(前頭葉)が委縮する!?認知症のリスクも
アルコール依存症の怖さを知りましたが、実際問題それだけではないんです!
アルコール依存症は身体に影響を及ぼすだけではなく、脳にも影響を及ぼすのです。
アルコールを多く摂取することでアルコールが脳を溶かし、委縮していくのです。
「前頭葉」という脳の一部がアルコールによって委縮していくことがわかっています。
前頭葉とは脳の司令塔とも言われている部分で、
物事の判断や意志を決定し行動を促す精神の中枢
です。
なのでこの前頭葉が委縮していくと、知能低下をもたらし、正しい判断ができなくなっていってしまうのです。
正しい判断ができなければ、飲酒の量をコントロールすることもできないですよね。
脳のCT画像がこちらです↓
上の部分が前頭葉なのですが、右側の脳にはかなりの隙間があるのがわかりますよね。
これが脳の萎縮です。
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アルコールによってここまで脳が委縮してしまうようです。
想像以上でした・・・。
この画像を見たら、今すぐにでも飲酒を控えようと思う方も多いのではないでしょうか!?
そしてそれだけではなく、アルコールは脳をマヒさせるとも言われています。
特に脳の大脳新皮質という部分はアルコールによって簡単にマヒさせられてしまいます。
お酒を飲むことでストレス解消になると言われているのは、大脳新皮質がマヒするからなんだそうです。
アルコール依存症になると、脳が委縮してしまうだけでなく、認知症になるリスクも増えてきます。
多量な飲酒を続けることで、脳梗塞などの脳血管障害や、ビタミンB1不足による栄養障害などが起こり、その結果として認知症が引き起こされることがあります。
大量飲酒が原因と考えられる認知症のことを「アルコール性認知症」と呼ぶのですが、これから高齢者だけに起こる問題ではありません。
若い世代でもアルコール性認知症が発症する可能性は大いにあり、
物忘れ
周りの状況が理解できなくなる
記憶が定かではなくなって作り話をしてしまう
ということが起こります。
若い・高齢関係なくアルコール性認知症になる可能性はあるし、十分気を付けた飲酒を心掛けないといけませんね。
続きは次のページで!!
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