9月14日(水)21:00~放送の『ザ!世界仰天ニュース』は
【日本の犯罪史に残る悪女スペシャル!】です。
今回の放送は整形を繰り返し14年逃げた女・福田和子の事件についてです。
7回もの整形をし、逃亡し時効間近で逮捕された事件があったことを覚えているでしょうか?
今回は福田和子が起こした事件や動機、現在について調べてみました。
松山ホステス殺害事件とは?逃亡劇がすごい!
この事件は愛媛県松山市で1982年8月19日に起こりました。
この事件を起こした犯人の名前は福田和子。
ホステスとして働いていた当時31歳の福田は同僚ホステスを松山市内のマンションにて殺害しました。
当時結婚していて4人の子供を持つ母でもあった福田。
事件後夫に電話をして
「今すぐ松山に来てほしい」
と伝えました。
そして正当防衛の末の殺害だったとうそをつき、家財道具一式や現金・通帳を奪って逃走し、家財一式は当時福田が借りていた愛人に会うためのアパートに運びました。
夫は「自首した方がいい」と言ったのですが、
福田は「子供がいるから自首はできない」と
夫に手伝ってもらって遺体は市街地から離れた山中に遺棄しました。
女性殺害4日後に警察が捜査を開始し、福田は逃亡を図ります。
夫は死体遺棄の共犯で逮捕されています。
福田は現金60万を持って本州へ逃げ、金沢へ・・・。
金沢ではスナックで働き、そこで和菓子屋の店主と知り合い内縁の妻となり和菓子屋を切り盛りしながら働いていました。
接客が上手だった福田のおかげで店の売り上げは伸びていったそうです。
そして実の息子も金沢に呼び「甥っ子」ということにして一緒に働いていたそうです。
ここまで堂々としているのもすごいですよね。
そして福田和子は「かずこはいずこ」というキャッチフレーズにて全国に指名手配されてることとなりました。
和菓子屋の店主妻とは離婚し、内縁の妻となった福田に結婚を迫るものの、福田は拒否し続けました。
その理由は夫婦になってしまうと身元がばれるから。
福田はずっと偽名を使い、身元も明かさず暮らしてきていました。
結婚するにあたってなにも障害があるわけじゃないのに、結婚を拒否することに対して不信感を募らせていた店主は福田の甥っ子の免許証を偶然見つけ住所が「愛媛県松山市」であるということを見てしまいます。
指名手配犯である福田和子に顔が似ていると思っていたこと、甥っ子の住所が事件があった松山市であったことから親族は警察に通報します。
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これに気づいた福田は逃走、逃走30分後に警察はやってきたけれど時すでに遅し・・・。
その後は同じ土地に3か月いてないけないという教訓を得た福田は全国規模で職を転々としながら逃亡を続けていました。
時効まであと1年という時には福井県に身を潜めていました。
時効まであと半年を切っていた頃には逃げ切れると確信していたのでしょう。
特番で福田和子についての特集が組まれていたときちょうどおでん屋さんにいた福田は
「よく福田和子に似てるって言われる」
ということをネタにして、常連客に言っていたそうです。
当時「中村ゆき子」と名乗っていた福田に対し、おでん屋の常連客や女将は話し方や顔が似ていることから、
中村ゆき子の正体は福田和子であるという確信を持っていたそうです。
そしておでん屋の女将の協力を経て、時効まであと21日と迫っていた1997年7月29日に、約15年にも及ぶ逃走劇が結末を迎えました。
すごい結末ですね!
だけど、あとたった3週間を迎えるところで逮捕!
本当によかったです。
福田はもう逃げ切れると思って油断していたところもあったんでしょうね。
続きは次のページで!!
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