大川弥生さんんが名付けた生活不活発病とは?
世の中には初めて聞いたという病気やこんな病気知らなかったという病気がごまんとありますよね。
「生活不活発病」という病気も一般には馴染みがないと思います。
私も初めて聞きました。
「外出せず運動もしないから体がなまった」などということは老若問わず我々が日常的に経験することですよね。
しかし、大きなケガや病気をしなくても、あまり動かないことで歩行などが急激に困難になり、生活に支障をきたすほどの症状になった場合、医学上の「病気」と認定されることがありそれが「生活不活発病」という病気です。生活不活発病が起こる理由として、「することがない」というのが一番多いそうです。
することがないってきっとみんな体験したことがあると思います。
私もすることがないと思うことがあって、だらだらすることもあります。
それがこの病気が起こる1番の理由なんて、とても他人事の病気とは思えませんね。
スポンサーリンク
実際に私は学生の頃は現役で運動部に入っていたので毎日体を動かしていたけれど、社会人になってからは運動も全然しなくなったし、移動する際も車という便利な移動手段があるため歩くということすら少なくなってきたなと日々感じています。
昔に比べたら動くということは減ったし、運動なんて全然していません。
今はただ「最近全然運動していないな~」って軽く思っているだけですが、これが病気になる可能性があると思ったらすごく怖いですね。
なんだかとっても身近な病気に感じます。
やっぱり軽くでも運動するに越したことはないですね。
なかなか運動できなくても、体を動かすことは大事だなと考えさせられますね。
生活が不活発になるきっかけは三つに分類できる。一つは「社会参加の低下」。環境や境遇の変化、遠慮、社会通念などにより、集まりへの参加、人との会話が減ることなどだ。二つ目は「生活動作自体のやりにくさ」。他の病気や怪我のせいで体が動かせなくなることなどを指す。三つ目は「生活動作の量的制限」。やろうと思うのに”していない”状態をいう。
人が生きるということは、大きく「社会参加」「生活動作」「心身機能」の三つのレベルに分けられ、「社会参加」を頂点とした三層構造になっている。社会参加は生きることの目的であり、そのための手段として、「歩く」「話す」などの生活動作がある。そして生活動作の要素として、「足を動かす」「口を開く」などの心身機能がある。 生活不活発病は、この三層の「上から下への因果関係」で起こる。すなわち、社会参加の制約が、生活動作の低下を引き起こし、そのことが心身機能の低下をもたらすのである。したがって治療や予防についても、この「上から下へ」で考える必要がある。 だが、他の病気については「下から上へ」で考えられることが多い。心身機能が低下したから病気になり、社会参加ができない、というように。生活不活発病については逆の考え方をしなければならない
引用:http://www.kk2.ne.jp/kk2/biz02/00000128.html/
大人になるにつれて友達が増えていく方もいますが、学生の頃に比べたら友達が減ったという方も多くいるのではないでしょうか?
社会人になると仕事が忙しくてなかなか友達と遊べなかったり、上記に書いてあるように人と会話する機会が減ったり集まりに参加する機会も減りますよね。
これが生活不活発病の原因の1つになるのでしょうか・・・。
やっぱり、社会、人とのかかわりっていろんなところで大事だと実感させられますね。
小さいころは人と関わるのが当たり前でなんとも思いませんが、大人になるにつれて、集まりに参加したり関わるのが面倒と感じることが増えていくので、面倒だとは思わずに積極的にいろんな集まりに参加したり、いろんな人と会話するのを心がけたいなと思いました。
コメントを残す