未知のDNAを持つナゾの頭蓋骨がペルー(パラカス)で発見!エイリアンか新種か?新事実が発覚!【何だコレ!?ミステリー】

2017年1月25日(水)  19時57分~ 放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』では

世界5大陸!時空を超えた大発掘SP】を放送します。

 

ペルー・パラカスの砂漠地帯で謎の頭がい骨が発掘されました。

普通の人間の頭がい骨よりも細長く、奇妙な形をしています。

一体、何の骨なのか・・・

DNA鑑定したところ、なんと地球上のどの生物とも一致しないそうです。

しかもこの頭がい骨には、さらに驚くべき謎が隠されていました!!

一体どんな謎なんでしょうか?

詳しく調べてみました。

 

「パラカスの頭蓋骨」発見の経緯

1928年、ペルー南岸部ピスコ州近郊の砂漠地帯

パラカスにある約3000年前の墓地遺跡で、

ペルー考古学の父」と呼ばれるフリオ・テーヨによって発見されました。

gaikotu2出典:http://tocana.jp/2014/02/post_3712_entry.html

300以上も出土した「パラカスの頭蓋骨」ですが

現地の歴史博物館で保管されることになり、長きにわたる調査・分析が行われてきました。

 

その結果、「古代における頭蓋変形の風習を示すものである」との見方が一般的になりました。

 

そもそも板などで頭を挟み、固く縛って引き伸ばす頭蓋変形の風習自体は、世界各地の古代文明で見られるものなんだそうです。

 

一部では、古代人が地球外生命体(エイリアン)と出会い、

その頭の形を真似て頭蓋変形に及んだとする説も唱えられています。

 

いずれにしても、宗教的・文化的な背景に基づく頭蓋変形という行為自体は、決して珍しくないそうです。

 

つまり、「パラカスの頭蓋骨」もその一例にすぎないと見なされていたというわけです。

 

頭を長くする風習があったなんて・・・

首長族はテレビで見たことはありましたけど・・・

 

風習って色々あるんですね。

 

「パラカスの頭蓋骨」は未知の生物か地球外生命体(エイリアン)か?

2014年、驚くべき発見によって事態は急変しました。

 

博物館が「パラカスの頭蓋骨」をDNA解析にかけることを許可したのです。

 

毛根が残った髪の毛や歯、さらに皮膚の一部まで含まれる頭蓋骨のサンプル

3つの研究者たちに提供しました。

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そして最新科学による第1回目の分析結果が公表されると、

世界中に衝撃が走りました。

 

なんと、「パラカスの頭蓋骨」の遺伝情報は、

現生人類や霊長類、さらにネアンデルタール人やデニソワ人をはじめとする

過去に出現した人類の祖先たちとも大きく異なっていたのです

 

ということはエイリアン?の可能性!?

 

 

そして、異常なほどの背の高さや赤茶色の髪の毛も、

この地方の古代人には見られない特徴であることが判明しました。

 

これを受け、「パラカスの頭蓋骨」の正体は完全に藪の中に

『未知の生物』説や『地球外生命体』説まで囁かれる事態へと発展しました。

gaikotu出典:http://mystery-hunter.net/?p=1384

 

こんなに髪の毛が残っていたんですね。

 

DNA鑑定っていろんなことがわかってすごい技術ですね。

 

2回目のDNA鑑定では新事実発覚!

それから2年後となる2016年7月、

ついに2つ目のサンプルのDNA解析結果が発表されました。

 

第2回目のDNA解析では前回と大きく異なる結果が得られたそうです。

 

「パラカスの頭蓋骨」のルーツが、

現在のヨーロッパや中東にある可能性が高くなったというのです。

 

では、今回の解析結果が何を意味するものなんでしょうか?

 

 

 

それは、コロンブスに先立つこと約2500年、今から3000年以上さかのぼる太古の昔に

すでにヨーロッパや中東からアメリカ大陸へと移り住んだ人々がいることを示す証拠かもしれないのです。

 

「パラカスの頭蓋骨」の者たちが、本当にヨーロッパや中東からアメリカ大陸に到達した人々だったとしたら

今まで正しいと思ってきた歴史認識を大きく修正する必要があります。

 

 

しかし、2回に及ぶDNA解析で「パラカスの頭蓋骨」の謎が完全に解き明かされたかといえば、決してそうではないそうです。

 

最新の科学をもってしても、引き伸ばされた頭に秘められた不思議はまだ謎のままでした。

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通常、幼少期より頭部を縛り上げられた人間の頭部は、

それを受けない場合と同じ体積と重量のまま、形状のみに変化が表れるそうです。

しかし「パラカスの頭蓋骨」の体積は、通常の頭蓋骨より25%大きく、約60%も重かったのです。

 

 

そのため人為的に頭部が変形されたケースとは矛盾が生じてしまいます。

 

つまり「パラカスの頭蓋骨」は、『生まれつき』引き伸ばしたような形をしていた可能性が高いのですが、

 

通常の頭蓋骨は2枚の頭頂骨が結合する形になっているのですが、

パラカスの頭頂骨は大きな1つの骨になっていました。

3出典:http://mystery-hunter.net/?p=1384

 

この謎については今回のDNA解析を経ても何ひとつ進展が見られなかったそうです。

 

まとめ

2回目のDNA鑑定では歴史が覆るような新事実が発覚しました。

まだ謎な部分が多いので今後も研究が進められていくことでしょう。

 

今回の『世界の何だコレ!?ミステリー』でも新たな事実がわかるかもしれませんね。

 

興味のある方は是非見てみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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