2017年1月26日(木) 19時57分~ 放送の『奇跡体験アンビリバボー』では
オリンピック史上最も有名とされる1枚の写真によって、
人生が一変した銀メダリストの波乱の生涯
を放送します。
今から約30年前。
マット・ノーマン(当時12歳)の伯父ピーター(当時40歳)は
1968年メキシコオリンピックで銀メダルを獲得したトップ・アスリートでした。
しかし、マットにはある疑問があった。陸上のメダリストともなれば英雄であり、引退後も活躍している者も多いはずです。
しかしピーターの名はオーストラリア国内でもほとんど知られておらず、
ピーターはアルバイトをして生計を立てていました。
一体なぜなのか。マットはピーターに理由を尋ねました。
1968年のメキシコオリンピックに出場を決めたピーターは当初、彼は全く期待されていませんでした。
ピーターが出場する男子200メートル走には世界記録保持者のジョン・カーロスやトミー・スミスといったアメリカの一流選手が出場者に名を連ねていたからです。
ところがそんな前評判を覆し、ピーターは予選でいきなりオリンピック記録を更新し、決勝進出を決めました。
ピーターはその気さくな人柄からすぐにジョンやトミーと打ち解けけました。
実はこの時、アメリカの黒人選手である2人は、
ある特別な思いでこのオリンピックに臨んでおり、そのことが、ピーターの運命をも一変させる、ある1枚の写真へとつながっていくのでした。
ピーター・ノーマン(Peter Norman)のプロフィール
Drdatedude.com
・生年月日 1942年6月15日
・出身国 オーストラリア・ビクトリア州
・身長 178cm
・体重 73kg
・亡くなった日 2006年10月3日(満64歳)
・亡くなった場所 オーストラリア・メルボルン
上記の身長体重は今から30年前のとき。
30年前にしては恵まれた体型の選手だったようですね。
スポンサーリンク
そして、1968年に行われた夏季のメキシコオリンピックにおいて陸上男子200メートルで銀メダルに輝きました。
しかし、彼は銀メダリストになったにも関わらず
メキシコオリンピックの表彰台で取ったある行動により
これから先の人生において批判され続ける事となるのでした。
その行動とはいったい何なのでしょうか!!!
銀メダリストのピーターの表彰台でとった行動
これは1968年10月17日、メキシコオリンピック陸上200mの表彰式の写真です。
とても違和感がある写真ですね。
表彰式では、
選手はメダルを誇らしげに掲げ、満面の笑みで喜びを表す
というイメージが強いと思います。
この写真に写る選手たちには笑顔が全くありません。
スポンサーリンク
黒い手袋をはめた拳を突き上げているのは、
金メダリストのトミー・スミス選手と銅メダリストのジョン・カーロス選手です。
彼らはアフリカ系アメリカ人です。
2人はメダル授与が行われる表彰式の壇上で星条旗が掲げられて歌が流れる間、うつむき拳をあげ続けました。
これは黒人差別に反対することを表す「ブラックパワー・サリュート」といわれるものでした。
彼らの隣に立ち、まっすぐ前を見据えている彼こそが、ピーター・ノーマン選手です。
なにもしていないように見えるピーター選手がなぜ、
オリンピック後に英雄扱いされなかったんでしょうか?!
その理由は次のページで!!
コメントを残す