ライガーの特徴は?
ライガーの特徴はとにかく大きい。
声はライオンそのものなんだそうです。
このライガーは野生での交配は見られたことがないそうです。
野生だとライオンとトラが出会った場合には敵同士としてどちらかが殺してしまうためにこのようなことは起こりません。
そもそもライオンとトラが同じ地域で生息しているということはインドのギール野生生物保護区以外にはほぼないそうです。
なのでこの異種交配は人間の手によって行われたもの。
自然界では絶対にありえないことを人間の手によって行われたのですね・・・。
この異種交配、動物にとってはあまりいいものではないようで、生まれてきたライガーは先天性の疾患(特に心臓、腎臓、視覚関係)を持って生まれたり、後天的にも骨の発育不全、各種の癌、骨腫等の病気を患うケースが多くいるそうです。
成獣となるのは6歳前後だそうですが、そこまで生きていられるライガーは少ないそうです。
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病気を持って生まれたり、短命である可能性が高いために、ライガーの数は減少しつつあるようです。
そして成獣になったライガーの性格ですが、温厚、獰猛の2つに分かれるそうです。
そもそもライガーの数がそこまで多くいるわけではないので、調査対象になるライガーが少ないので比較することができないんですね。
なぜこのライガーが作られたのかというと、ショーやサーカスなどでの見世物のため。
そこまでしなければならなかったのか・・・
という疑問が湧いてきます。
21世紀以降は研究以外でのライガー作成は行われていないそうです。
日本では過去に1975年大阪市天王寺動物園にて誕生後死亡。
1993年宇都宮市上金井町宇都宮動物園にて3頭誕生後2頭死亡 残り1頭のライト(♂)2004年死亡。
やっぱり短命というか生まれて間もなく死んでしまうことも多いみたいですね・・・。
そしてこのライガーですが、オスのライガーは生殖機能を持たないそうです。
メスはまれに生殖機能を持って生まれてくるものもいるそうです。
種の保護機能が働いているんでしょうか・・・。
そう考えるとやっぱり見世物でこういうことはしてはいけないですよね。
続きは次のページで!!
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